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ホームステイレポート


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交換留学生を受け入れているホストファミリーのご家族にお話をうかがいました。

西ヶ谷家の場合

ホストファミリー:西ヶ谷様
留学生:エゴル?ガナガさん(ロシア)

受け入れ期間:3か月間(2019年9月~12月)

西ヶ谷さんとガナガさんのホームステイの様子

ホストファミリーの方へ質問です。

Q1.ホストファミリーを始めたのはいつですか。また始めるきっかけがあればお聞かせください。
学生時代に夫婦ともにホームステイ経験をし、たくさんのサポートをしていただいたので、私たちにできることがあれば次は自分たちがホストファミリーになろうと話していたため。

Q2. 今まで何人の留学生を受け入れてこられましたか。
4名ほど受け入れをしています。

Q3.留学生を受け入れるにあたり、何か不安に思うことはありましたか?また、反対に留学生を受け入れて良かったこと、もたらされた変化などありますか。
娘が2歳からホストファミリーを始めたので、娘中心の生活の中で学生を受け入れていいのかな、という不安はありました。学生にもよりますが、一人娘に大きなお兄さん、お姉さんができたようでうれしいな、と思います。

Q4. 過去に受け入れた留学生との交流の中で印象に残っている体験がありましたら、お聞かせください。また、その留学生たちとの交流は今もありますか。
私たちの家族の一員として、娘の運動会?音楽会にもかけつけてくれて、一緒にお弁当を食べたり、応援をしたり、という日常が印象的です。特別なことではありませんが、食後のお茶タイムで今日の出来事を話したり、カルタやすごろくをしてあそんだことが娘にとっては思い出に残っております。学生なので忙しいかと思いますが、季節のメールや、気候をつたえる写真を送ってくれます。私たちも、七五三やお正月の写真を送ります。インターンで東京や大阪に来るときには連絡をくれて、静岡に泊まりに来てくれる学生もいます。

Q5. 今回の受け入れについて、留学生への印象や、これからの予定などがありましたらお聞かせください。(例えば一緒に行きたい場所や話したいことなど)
今回はとにかくまじめで家族思いの学生さんでした。勉強熱心なので、子どもの宿題にも興味を持ち、漢字や計算の解き方を日本語で説明する機会がたくさんありました。

Q6. これからホストファミリーを始めようと考えている方にアドバイスをお願いします。
ずっと気を使うとどうしても疲れてしまうので、お客様として接するのではなく、家族として迎えるように心がけています。
特に食事については、毎日がんばることをやめて、「今日はごめんね、私も忙しかったから。」と無理しない自分を受け入れてもらうことで、本当に楽しく毎日が過ごせるように思います。

留学生へ質問です

Q1. 日本に留学しようと思ったきっかけや目的がありましたら教えてください。
日本に来た理由は、日本の日常生活や高等教育や観光などの様々な経験を積み、日本を詳しく研究するためです。私は専門が日本学なので、実際に日本で三ヶ月を過ごす機会は非常に貴重でした。それから、新しい友達を作ったり、コミュニケーション能力を高めたりするチャンスを考えて、日本に行きました。その上、自分で外国に長い間住むことができるのかどうか試してみたいと思いました。

Q2.日本に来て、静岡の街や人々、大学、ホストファミリーのご家族などの印象はいかがですか?
ホームステイをさせていただいて、日本人の家族と一緒に住み、実際の日本人の日常生活を体験しました。ホームステイ家族の西ヶ谷さんは優しく、困っているときに何度も助けて頂きました。家族や友達や大学の事務員や教授と話せたので、日常会話だけでなく、専門用語を上達させることができました。大学は、雰囲気が和やかで非常に有難い環境です。県立大のキャンパスをはじめとして静岡はとても美しく、穏やかなところだと思います。それに、国内旅行がいっぱいできて、色々な素晴らしい名所を巡り、とても勉強になりました。

大石家の場合

ホストファミリー:大石様
留学生:アイダ?サルギシャンさん(ロシア)

受け入れ期間:3か月間(2015年4月~6月)

ホストファミリーの方へ質問です

Q1.ホストファミリーを始めたのはいつですか。また始めるきっかけがあればお聞かせください。
子供たちが大きくなって家を出たのを機会に、15~6年前からホストファミリーを始めました。最初はご近所方が日本語を習いに来る学生を受け入れていたので、紹介していただきました。

Q2. 今まで何人の留学生を受け入れてこられましたか。
数えたことはありませんが20~30人くらいでしょうか。学生だけでなくオーストラリアの方が息子さんが静岡に住んでいたので、ご両親が滞在したこともあります。

Q3.留学生を受け入れるにあたり、何か不安に思うことはありましたか?また、反対に留学生を受け入れて良かったこと、もたらされた変化などありますか。
来日前に写真やプロフィールを教えていただきますが、来てみるまではどんな方が見えるのか、不安ですが、大抵は長く滞在しているうちに、お互いに慣れてくるので、その楽しみの方が大きいです。また彼らは日本のことをよく知っていて、こちらが自分の国のことを知らないことが多く恥ずかしいです。

Q4. 過去に受け入れた留学生との交流の中で印象に残っている体験がありましたら、お聞かせください。また、その留学生たちとの交流は今もありますか。
宗教上の理由で食事の制限があり、週3日ぐらいは肉、魚はいけない、そして彼女自身が豆腐と醤油が食べられなくて本当に大変でしたが6カ月滞在しました。帰国してからは彼女のところに来るように何度もお誘いを受けて行ってきましたし、3.11の東日本大震災の時には、福島の原子力発電をとても心配して、私たちにぜひこちらに避難してくるように言っていただけて、とても嬉しかったです。
現在交流のある方は数えるほどしかいませんが。仕事で来日してまた我が家に来てくれた方もいます。

Q5. 今回の受け入れについて、留学生への印象や、これからの予定などがありましたらお聞かせください。(例えば一緒に行きたい場所や話したいことなど)
今回の方は肉を一切食べないとのことで、食事のことが大変です。でも、彼女は明るい性格ですし、色々なことに積極的なので、時間はかかりますが、慣れてくると思います。京都や歌舞伎に一緒に行くように予定しています。

Q6. これからホストファミリーを始めようと考えている方にアドバイスをお願いします。
ぜひ多くの方に受け入れを経験していただきたいと思います。日本人はとにかく人を家に呼ぶのはイコールもてなさなければと思いがちですが、私はありのままに日本人の生活を見ていただきたいと思っています、
ですので、全くの家族の一員として、できることをできるときにしてあげるようにしています。もちろん習慣など違う面もありますが、同じ人間です。国は違っても、人間としてはどこでも同じということを実感します。

留学生へ質問です

Q1. 日本に留学しようとおもったきっかけや目的がありましたら教えてください。
私の留学の目的は日本語で話すスキルを向上させ、語彙を増やし、そして、漢字の知識も向上させ、さらに、日本文化に精通し、ネイティブスピーカーと会話することです。

Q2.日本に来て、静岡の街や人々、大学、ホストファミリーのご家族などの印象はいかがですか?
すべての人は(家庭で、大学の両方で)とても好意的で、懇切です。静岡の街は清潔で、きれいです。

氷見家の場合

ホストファミリー:氷見様
留学生:アナスタシア?サフォノヴァさん(ロシア)

受け入れ期間:3か月間(2015年4月~6月)

ホストファミリーの方へ質問です

Q1.ホストファミリーを始めたのはいつですか。また始めるきっかけがあればお聞かせください。
初めて受け入れをしたのは、2007年夏頃今から8年位前になります。私も含め妻、母共に留学の経験がありました。私が留学したのはニュージーランドでした。最初は、英語の授業についていけず 文化の違いなどもあり苦労したのを覚えています。そんな時私を支えてくれたのがホストファミリーでした。学校での話を聞いて頂きアドバイスをもらい一緒になって悩んで励ましてくれました。また一緒にたくさんの文化にもふれ本当にいい経験になりました。いつかは受け入れる側になってみたいと思っていたところ市の国際交流協会様より留学生のホームステイ先を探しているとのご案内があり お願いしたのが始まりです。

Q2. 今まで何人の留学生を受け入れてこられましたか。
今回で7人の留学生を受け入れています。国籍はアメリカ人フィリピン人ロシア人です。

Q3.留学生を受け入れるにあたり、何か不安に思うことはありましたか?また、反対に留学生を受け入れて良かったこと、もたらされた変化などありますか。
不安に思うことは特に有りませんが食事には気を使います。毎日のことですし食生活が国によってちがいます。はたして自分達が普段食べているものが合うのか最初はいつもドキドキします。でもいつも美味しいと言ってくれるので有り難くホッとしています。良かったことはいろいろありますが例えば留学生の母国の生活や文化などを知ることができ、よく理解出来るようになります。また普段おしゃべり好きの私達ですが家族が1人増えることにより、より一層会話がはずみます。留学生を中心に家族がよりまとまっていくように感じます。変化としては私達の方が日本の歴史や文化により興味を持ったことです。県大に来る留学生は本当によく日本のことについて勉強していると思います。時には私達が知らないことも知っていることがあるくらいです。一緒に学ぶことも多く改めて日本の素晴らしいところを発見できます。

Q4. 過去に受け入れた留学生との交流の中で印象に残っている体験がありましたら、お聞かせください。また、その留学生たちとの交流は今もありますか。
去年の5月ロシアからの留学生アンナと下田市で行われた黒船祭りに行った時のことです。彼女はロシアと日本との歴史に興味があり日露和親条約が締結された地、下田に関心があったようです。でも行ってみると殆どが日本とアメリカの関係のお祭りで、祭り自体は楽しんでいましたがロシアのことにほとんど触れていなかったので心穏やかではなかったようです。それでもロシアと日本にまつわる場所を必死に探し開国博物館の一部にある日露交流のコーナーや長楽寺(日露和親条約の地)、長楽寺博物館にかなりの時間を過ごし係りの人に熱心に質問をしていました。アンナは将来ロシアと日本の友好に繋がる仕事に就きたいと言っていたのにうなづけるし彼女なら出来ると思いました。彼女とは今もメールでお互いの近況などを話しています。また家族の誕生日には必ずお祝いメールをくれうれしいかぎりです。今回の留学生ナスチャが来た時も一緒にお手紙とお土産をいただきました。日本語が上手になっていました。
今年の3月と4月には4年前の留学生フィリピン人のPAUや3年前の留学生フィリピン人のDANIがそれぞれ遊びに来てくれました。DANIは今の留学生ナスチャとお友達になり私達も含め3カ国の文化の違いなど夜遅くまで話に花が咲きました。翌日は二人揃って県大の階段を上がっていったのが印象的でした。

Q5. 今回の受け入れについて、留学生への印象や、これからの予定などがありましたらお聞かせください。(例えば一緒に行きたい場所や話したいことなど)
ロシア人のナスチャはまじめでとても優しく日本語を一生懸命話そうと頑張っている様子がこちらにひしひしと伝わってきます。またお箸の使い方が上手なのにはビックリです。彼女は日本の伝統的な建物や歴史に興味があるとのことだったので先日久能東照宮御鎮座400年大祭に行きました。建物や奉納神楽に感動していました。最近ではエスパルスの試合を観戦したり5月には富士山(5合目)に行く予定です。また温泉にも行ってみたいと思っています。

Q6. これからホストファミリーを始めようと考えている方にアドバイスをお願いします。
何回か受け入れていますが多少の不安は正直有ります。でも些細な事でも相手の話を聞き話し合うことで必ず分かり合えます。本気で接すれば本気で返ってきます。私は常にゲストではなく家族として接しています。本当の家族より仲良くなったりして家族が1人増えるのは幸せなことです。
またそれぞれの国の生活や文化のことを直接聞けるのも興味深いことです。その国の言葉もちょっと学習できます。

留学生へ質問です

Q1. 日本に留学しようとおもったきっかけや目的がありましたら教えてください。
日本に来た目的は、日本語を勉強して、日本の文化を見て、名所を訪れることです。

Q2.日本に来て、静岡の街や人々、大学、ホストファミリーのご家族などの印象はいかがですか?
静岡のみんなはとてもおもてなし好きです。街が静かで、立派です。ホストファミリーがとても手厚くもてなしてくれます。

ホストファミリー募集

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