企業不正の真相に迫る~監査の視点からガバナンスを考える
日産自動車の前会長であるカルロス?ゴーン氏の金融商品取引法違反による逮捕は、国内だけでなく、海外の関係者にも大きな衝撃を与えました。同件は捜査中であるものの有価証券報告書における報酬の開示、ならびに報酬額の決め方に関するガバナンス、監査制度などの在り方が問われています。2015年に発覚した東芝の不正会計の事例においては、同社が行った会計処理について不適切か、不正のどちらかという点で論争が巻き起こりました。日産?東芝の両事案は不正の内容は異なるものの、いずれも法律違反か否かが明確に線引きできないという点で共通しています。ではこうしたグレーゾーンに分類される事案についてどのように考えればよいのでしょうか。問われているのは法律違反か否かではなく、公正な行動を取るという企業倫理ではないでしょうか。
こうした問題提起に基づき、監査の視点から企業のガバナンスと企業不正について考えていきたいと思います。
こうした問題提起に基づき、監査の視点から企業のガバナンスと企業不正について考えていきたいと思います。
日時
2019年2月1日(金曜日) 16時20分~17時50分
会場
草薙キャンパス 経営情報学部棟 1階 4111講義室
対象者
どなたでも参加可能です(事前申し込み不要)。
※企業の内部統制、監査に関わられている方の参加を特に歓迎します。
※講師とより密に話したい、という方は下記の問い合わせ先までご連絡ください。
※企業の内部統制、監査に関わられている方の参加を特に歓迎します。
※講師とより密に話したい、という方は下記の問い合わせ先までご連絡ください。
講師のプロフィール
吉見 宏(よしみ ひろし)
1990年九州大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1991年北海道大学講師、助教授を経て、2004年教授、現在に至る(2012年から2016年まで大学院経済学研究科長、経済学部長を併任、2016年から副学長を併任)。博士(経営学)。公認会計士試験委員(監査論)、企業会計審議会監査部会臨時委員、日本公認会計士倫理委員会委員。主な著書に、「企業不正と監査」(税務経理協会)、「監査期待ギャップ論」(森山書店)などがある。
1990年九州大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1991年北海道大学講師、助教授を経て、2004年教授、現在に至る(2012年から2016年まで大学院経済学研究科長、経済学部長を併任、2016年から副学長を併任)。博士(経営学)。公認会計士試験委員(監査論)、企業会計審議会監査部会臨時委員、日本公認会計士倫理委員会委員。主な著書に、「企業不正と監査」(税務経理協会)、「監査期待ギャップ論」(森山書店)などがある。
お問い合わせ
経営情報学部 上野 雄史
電話:054-264-5241 E-mail:ueno@u-shizuoka-ken.ac.jp
電話:054-264-5241 E-mail:ueno@u-shizuoka-ken.ac.jp